企業向けアプリケーションのユーザビリティガイドラインTop10

ノキアのフォーラムサイトに載ってたユーザビリティガイドラインがとても分かりやすかったので訳したものをメモ。

Top 10 Usability Guidelines for Enterprise Applications

・分かりやすいナビゲーションモデルの提供
 - コアな機能はメイン画面から利用できる
 - メニューの選択数は絞る
- ユーザーのメインタスクにフォーカスしたナビゲーション
- 高度な機能は初心者ユーザーから隠す
・おなじみの言語の利用
- ユーザーのタスク、目的に関連した用語を使う
- ローカライズ(ターゲットの母国語が使われている)
・接続の複雑さを隠す
- ネットワークカバレッジの短さがユーザーの仕事の損失、業務の停止に
 ならないようにする
- 接続状態をはっきり表示する
- ユーザーの制御の下、同期は自動化されるべき
・役に立つフィードバックを提供する
- アクションが成功したのかしなかったのか、すぐにユーザーが
 分かるようにする
- 0.5秒以上かかる処理は、例えばプログレスバーなど、何かが起きている
 ことを示す
・一貫したコントロール
- エラーや学習する必要を最小限にする
- 上級者ユーザー向けのショートカットキーは、他のアプリケーション
 と同じショートカットキーを割り当てる
- 最も重要なアクションはオプションメニューから確認できる
・オプションメニューはシンプルに
- ナビゲーションキーによるデフォルトアクションはオプションメニュー
 からも使えるようにする
- オプションメニューは並び替えできる
- メインアクションは、スクロールせずに使える
・タブを賢く使う
- 最もよく使う機能は最初のタブで表示する
後ろのタブは、高度な機能を隠すために使う
- もしタブの数が5つ以上になるようなら、タブにアクセスするリストを
 使う
- テキストはタブのタイトルにしたアイコンが望ましい
・表示する情報は明確に
- 最も関連性の高い情報は最初に表示する
- 重要な情報はアイコンだけで表示しない
- 色やシンボルは、アイテムのハイライトやグルーピングのために
 使用する
・ヘルプの提供
- アプリケーションは状況に応じたヘルプを提供するべき
- ユーザーが難しいタスクを行えるように、ステップ形式のガイダンスを
 提供する
- Webサイト、あるいはユーザーガイドに、より詳細なヘルプを載せる

こういう指針みたいなものを言葉じゃなくて、無意識に画面設計なんかに生かせるようになれたらいいな。
いろいろ経験積んでいかないと。